2016年5月30日月曜日

エンド・オブ・キングダム (2016/英・米・ブルガリア)

監督:ババク・ナジャフィ
出演:ジェラルド・バトラー / アーロン・エッカート / モーガン・フリーマン / アロン・アブトゥブール / アンジェラ・バセット / ロバート・フォスター / ジャッキー・アール・ヘイリー / メリッサ・レオ / ラダ・ミッチェル / シャーロット・ライリー

イギリス首相の急死によってロンドンへ向かうアメリカ大統領、その警護につくことになったマイク
すべてが慌ただしくばたつく中、現地ではテロリストの影がチラつくのだった

銃撃、爆破、カーチェイス、まさにアメリカ万歳な脳筋ハリウッドアクションの教科書的な作品でした
ストーリーの流れを作るためにサスペンス要素はちょっと入れ込み、その大部分は頭からっぽにして派手な展開におどるスクリーンを眺めて気持ちよくなっていられますね
葛藤や復讐なんかの足を止まりそうな部分は極力そぎ落とし、主人公も足かせとなる大統領もタフ度マックスにチートしてとにもかくにも暴れ回る爽快感、感覚だけの疾走感を大事にしているのは潔い
戦場の真ん中で敵側と味方側をぐるぐる回るカメラ、主人公の追随する描写などの工夫も光り、大雑把な派手なだけじゃない部分も主張している
良い意味で鑑賞後に何も残らず、脳をリセットするために頭を使わない作品が観たい時には最適な一本かもしれません

個人的評価:80点
オススメ度:また娘のためにカムバックする系のおっさん主人公候補が誕生したわけですね



エンド・オブ・キングダム 予告

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