2014年6月4日水曜日

MONSTERZ (2014/日)

監督:中田秀夫
出演:藤原竜也 / 山田孝之 / 石原さとみ / 田口トモロヲ / 落合モトキ / 太賀 / 三浦誠己 / 藤井美菜 / 松重豊 / 木村多江 / 川尻達也 / 森下能幸 / 平山祐介 / 松岡恵望子 / 林田直樹 / 佐藤詩音 / 土師野隆之介

視界に入った人間を思いのままに操る能力をもつ男
20年間、能力を利用しながら生きてきた男だったが、ある日、操ることのできない人物と出会い…

まさかここまで出オチ映画だとは思わなかった
深夜ドラマでやってても、ちょっと観てそっぽ向くレベルってくらいひどいわあ
主演のふたりを前面に出して、すっごいエンターテインメント作品ですみたいに見せてるけど、実際の作品じたいがショボすぎる
やりたいことに映画作りの能力がまったく追いついてない感がすごい

視界に入った者を操れる男
そんな男がゆいいつ操れない奴と出会う
そんなふたりのケンカを延々とやってるだけ
時折、緊迫すべきシーンに「それはギャグでやっているのか?」と思うようなチャラけた描写が入り、クソB級感を助長します
能力の効果範囲は?持続時間は?限界人数は?みたいなのを読み合いつつのダブル主人公の頭脳戦、という「デスノート」系を期待してると悪い意味で裏切られます

能力者側は肉体的な負担はあるけど、けっこう拡大解釈で無制限に力を使いまくり
対する側は頑丈な体を利用して正面から突っ込むのみ
このふたり、ホントに頭を使わない…っていうか、能力者の男は軽率な行動ばっかとってるけど、ホントにどうしてこの20年間バレずにやってこれたのか疑問すぎる
劇中で刑事さんが「どうやって20年間生きてきた~」みたいな問いをするんだけど、そこに答えがないから困る
密かに能力者を陰から援助する組織が実はある、とかそういった類の裏設定もないしね

こういう作品は世界のMIIKEにオファーした方が良かったんじゃなかろうか、と思わざるえない一本でした

個人的評価:20点
オススメ度:画的に死人が死んでるように見えないし




MONSTERZ 予告

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