2009年3月23日月曜日

1408号室 (2007/米)

監督:ミカエル・ハフストローム
出演:ジョン・キューザック / サミュエル・L・ジャクソン / メアリー・マコーマック / ジャスミン・ジェシカ・アンソニー / トニー・シャルーブ / アンドリュー・リー・ポッツ


心霊現象を信じないオカルトライターのマイクは、各地のいわくつきのスポットを取材して本にしていた
ある日、彼はとあるホテルの一時間もたずにみんな死んだという1408号室に泊まるのだった

劇場公開時に面白そうだなと思ってた作品で、いつの間にかDVD出てたんでさっそく視聴
なんていうか、こんなの僕が求めてた映画じゃないっていうのが第一印象ですね
もっとこう真綿で首を絞めるようにじわじわっとくる感じだと思ってたら、ドッキリハウスでビックリドキドキしていってね、だった

しかも一つ一つのドッキリトラップが古くさい上に、仕掛けに脈絡がない
まさに悪ふざけしすぎな子供のイタズラレベル…序盤まではだけど
あとは主人公の心が折れるの早すぎな気がしてならない
最初は意気揚々と部屋に入ったのに、序盤も序盤で何度か驚かされて怪我しただけで「俺の負けだ、出してくれ!」とかヘタレすぎるだろ
まあ、確かに自分の身におこったらイヤだけど、映画的にもっとがんばる気持ちをみせようぜ、と

こういう限られた空間で延々と話が進むのは嫌いじゃないけど、密室で外に出られずなんか恐怖が襲ってくるってシチュエーションはやっぱり何人か集まった状態の方が効果的な気がしますね
もう最初っから部屋には主人公ひとりだけだし、しかも部屋の悪意におかされていく様は狂気じみて怖いというよりなんかひとり芝居が滑稽に感じるから困る

終盤はちょっと「いいね」と思ったけど、やっぱりラストのオチとか古くさいんだよなあ
なんかダメなトコばかり書いてますが、そう悪い映画じゃない…きがしないでもなくない?
とりあえず主人公の演技はいいね
できればもっとキチっぷりを出してくれると盛り上がった
あと、別にアフロサムライの人っていらなくね?

個人的評価:50点
オススメ度:悪くはないが良くもない、悪い意味で普通




1408号室 予告

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