2009年3月27日金曜日

俺たちダンクシューター (2008/米)

監督:ケント・アルターマン
出演:ウィル・フェレル / ウディ・ハレルソン / アンドレ・ベンジャミン / モーラ・ティアニー / ウィル・アーネット / アンディ・リクター / ロブ・コードリー / デレイ・デイヴィス / ジョシュ・ブラーテン / ピーター・コーネル / ジェイ・フィリップス / ジャッキー・アール・ヘイリー


1970年、大ヒット曲を飛ばしたジャッキー・ムーン
そんな彼が1973年、ABAリーグでトロピックスという弱小ながらパフォーマンスに特化したバスケチームを設立する

俺たちシリーズ(?)最新作です
パッケージ、タイトル、あらすじ、すべてから死臭…じゃなくて素敵なB級臭がただよいますね
内容だってそんな臭いに負けずに中途半端で泣けるぜ!

NBAとは対照的なゆっるいバスケリーグABA、間違った方向に熱い男ジャッキー・ムーン、弱小チームが強くなっていくスポ根
これらの面白くなりそうな要素をなにひとついかしきれてない内容に泣いた
まあ、でもコメディとしては普通に面白いですが、パンチが足りないというかなんというか
俺たち~を冠するに値しないというか

それでも前半は視聴者側にツッコミ役をやらせる感じで「アホか!」「ねーよ!」と笑えるポイントもあって、まあ良作かなあと思ってた…んだけどね
どうにもチームが本格的にバスケをプレイしだすあたりから面白みが…
この手の内容だとスポ根コメディの教科書「ドッジボール」とどうしても比べてしまうんですよね
で、比べた結果、こっちはどうも普通すぎるというか

それぞれのキャラとそれ関連のエピソードはなんか伏線でもあるか、と思わせといて投げっぱなしがほとんどなのもちょっと…
思わせぶりに描かないで、突き抜けたアホ描写しちゃえばいいじゃん、と

クライマックスもイマイチな感じで
なんでもありなコメディなんだから、もっと夢のある展開にできなかったものかと
ああ、もうネタバレ書いちゃうけど、最後の試合がNBA入りも閉ざされた上に4位決定戦ってどうよ?
嘘でもミラクル1位で文句なしNBA入りおめでとうでいいじゃね?って感じで

まあ、細かい文句ばっかり言ってるのも、この作品に期待してたんですよ、マジで
「ゲット・スマート」といい、この作品といい最近のアメリカのコメディはうっすいなあ

個人的評価:40点
オススメ度:そりゃ日本でアメリカのコメディ映画が不遇にもなるわ




俺たちダンクシューター 予告

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