2009年3月1日日曜日

イースタン・プロミス (2007/英・カナダ・米)

監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン / ナオミ・ワッツ / ヴァンサン・カッセル / アーミン・ミューラー・スタール / シニード・キューザック / ドナルド・サンプター / ヨセフ・アルティン / ミナ・E・ミナ / アレクサンダル・ミキッチ / サラ・ジャンヌ・ラブロス


ロンドンのとある病院に担ぎ込まれた少女は妊娠しており、子供を産むと引き換えに死んでいった
助産師のアンナは少女の日記を手がかりに子供の引き取り手を探そうとするが、その裏にはロシアンマフィアの影があるのだった

放置してあった積みDVDタワーから適当にチョイスして視聴
しょうじきどんな内容なのか確認せずに見たものだから、ファーストシーンでビックリしましたね
あとは舞台設定が分かりづらい気がしますね
ロシアンマフィアが暗躍するロンドンのとある街…これを理解するのにしばらくかかりましたよ

ロシア語で書かれた日記を翻訳していき、ヒロインが徐々に謎を解明していく話かと思ったらそれだけじゃなかった
深く書くとネタバレになるんでやめますが、ロシアンマフィア側の運転手がじわじわと映画の中で大きくなっていくさまが心地いいですね
そして単純な組織抗争ものかな、と思ったらけっこういい感じで話がまとまっていくのもいい

全体的にスタイリッシュに描いてるんだけど、なんとなく泥臭いというかなんというか
もちろん良い意味で
それもクライマックス(?)のサウナシーンが象徴してるんじゃないでしょうか

ラストは個人的には物足りない感じがしますね
マフィアを扱いつつ銃撃戦がない、というかやらなかったんだろうけど、もうちょっとバイオレンスな感じで終わってもいいんじゃないのかなあ、と
まあ、雰囲気で察することは出来るけど、直前までは盛り上がってたのに最後でちょっと肩すかしをくらった気分です

個人的評価:80点
オススメ度:よく分かるロシアンマフィアの生態




イースタン・プロミス 予告

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