2009年3月30日月曜日

弾突 DANTOTSU (2008/米)

監督:ロエル・レーヌ
出演:スティーヴン・セガール / ランス・ヘンリクセン / ブランチャード・ライアン / ポール・カルデロン / レネー・エリス・ゴールズベリー / アーサー・ナスカレラ / リディア・グレイス・ジョーダン / マーク・エリオット・ウィルソン / アントニー・コロネ / マット・サリンジャー


殺し屋から足を洗って警官になるも、警察の金を横領した濡れ衣を着せられてクビになった男マット
自堕落に生きる彼の前に殺し屋としての腕を買う組織が現れる

映画界の三大先生、ジェット・リー、竹内力、そしてスティーヴン・セガール!
最近、どうも期待してた作品のハズレにテンションが落ちてたけど、ちょうど僕らのセガール先生の新作が出たんで元気をもらおうと視聴

まあ、なんというか、良い意味でいつも通りで安心した
ストーリーから美術から漂う臭みすら感じる昭和臭に大満足ですわ
それでも今回はそれなりに内容もあって、誰が味方で誰が敵なのかというドキドキ感も微妙にあります

相変わらずセガール先生の無敵っぷりは健在で、顔に一発殴られたのと主人公のステータスである銃撃戦で腕にかすり傷以外はノーダメです
倒れた敵にだめ押しの追撃を入れた時、もうセガール先生信者は大興奮です
ただ、やっぱり年にはかなわないのか、今作でも格闘以外での走る飛ぶ系のアクションはなし…

あとなんていうか、セガール先生から一流スターからにじみ出るオーラが薄らいできてる気がしないでもないようなあるような
ぶっちゃけファーストシーンでセガール先生でた時に「普通のリアルおっさんやなー」と不覚にも思ってしまいましたよ
まだまだセガール先生信仰が足りませんね

総じて楽しめたんだけど、ちょっとクライマックスがいただけない
ネタバレして書いていくけど、最後の戦闘でマットの娘が人質にとられるんだけど、しばらくした別のシーンでは何事もなかったように娘さんは逃げ出してる不思議
さらにその娘さんは戦闘が続く中、初対面のはずのマットの仲間をかばいます
で、そのマットの仲間も娘さんにまだ戦闘継続中なのに「早くお父さんの所へ行って」とか言っちゃいます
最後の決着も隠れもせず、銃を撃ちながら悠然と歩いてくるラスボスをマットが普通に射殺して終わり
さすがにこの決着の仕方は「ない」と言わざるえない
説教しながらながらタコ殴り、戦意喪失しても追撃コンボでしめてくれよ…

と、まあ、細かいツッコミなどセガール先生の映画には無粋でしかないんだけどね
そんな感じでパワーをもらったようなそうでもないような一本でした

個人的評価:70点(非セガール信者はここから-40点)
オススメ度:セガール先生、マジおっさんの鑑




弾突 DANTOTSU 予告

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