2009年4月5日日曜日

ワイルド・パートナー(2005/独)

監督:ドミニク・ミュラー
出演:シュテファン・グロート / マライケ・フェル / ウド・シェンク


ベルリン警察のやさぐれ刑事コザックはひょんなことから連邦検察官の勝ち気な女性ミア出会う
二人は組織のわくをこえて、仕事ではなく個人的な正義感で麻薬グリーンデビルの製造組織を追う

久しぶりに特価DVDコーナーで素敵そうな映画いくつかと万券を交換してきました
最近バイオ5やってるんで、なんかパートナーものにひかれ、「このコンビ、制御不能―!」「無数の弾丸が乱れ飛ぶ銃撃戦」「街中でバズーカ発射」というパッケージのうたい文句に惚れました
まあ、ぶっちゃけ誇張表現ってのはみえみえだけどね!

とりあえず開幕にちょっとした銃撃戦があって、あとは二人で延々と捜査パートが続きます
ただただ二人のどうでもいい掛け合いと盛り上がらない捜査…お子様を配慮して過激なアクションは極力ひかえております
刑事ものとして見ればなんとか見れるんだけど、映画ってほらもっと過剰なほどにエンタテイメントなものじゃない

たしかに街中でバズーカぶっぱなしたけど、それほど盛り上がりというか熱いものはなし
その後もダラダラ捜査が続き、やっと敵の正体が判明します
なんと敵はあの国家人民軍特別部隊K-19だった!
というか、そんなたいそうな部隊が麻薬売る意味が分からない

と思ってたら、なんと敵は最近部隊をやとってくれる所も少ないし、小遣い稼ぎに麻薬売ってみましたよ
なんていう驚きの理由、それなら特別部隊が麻薬売ってても不思議じゃないな!ファック!
で、なんだかんだで男のコザックさんが敵にとらえられ拷問をうけるんですが、いよいよ拷問のクライマックスになると敵がおもむろに「よし、ズボンを脱がせろ」と素敵展開に
そんなこれからって時に相棒が助けにきて、特別部隊VS二人の刑事(一人は拷問で満身創痍)という無茶な戦闘が始まります

だが特別部隊の面々は強烈(らしい)スモークグレネードでほぼ全滅
残った部隊員は自分たちでしかけた地雷トラップで爆死します
というか、クソ映…素敵映画界では自分でしかけたトラップにひっかかるのが流行ってるのか、と

そしていよいよクライマックス
ラスボスと主人公たちはともに地雷を踏んでしまい身動きがとれなくなります
そこへコザックさんがラスボスに石を投げて、体勢くずした敵が地雷から足をはなして爆死
いやあ、盛り上がったなあ

いやあ、なんというか…なんともいえないつまらんテレビドラマをみた感覚でぎゃふん
ちなみにパッケージ裏に書いてあるこのDVDの定価は12,600円です

個人的評価:20点
オススメ度:希少な盛り上がらないアクションをぜひ!

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