2009年4月28日火曜日

ハロウィン (2007/米)

監督:ロブ・ゾンビ
出演:マルコム・マクダウェル / スカウト・テイラー・コンプトン / タイラー・メイン / ダエグ・フェアーク / シェリ・ムーン・ゾンビ / ウィリアム・フォーサイス / ダニエル・ハリス / クリスティーナ・クリーブ / スカイラー・ギソンド / ダニー・トレホ / ハンナ・ホール / トム・タウルズ / ビル・モーズリイ / レスリー・イースターブルック / ブラッド・ダーリフ / リチャード・リンチ / クリント・ハワード / リュー・テンプル / ウド・キアー / ディー・ウォーレス / ダリル・サバラ / シビル・ダニング / ダニエル・ローバック / シド・ヘイグ


ハロウィンの夜、家族を殺して保護された少年、マイケル
十五年後、施設から脱走したマイケルは殺人鬼ブギーマンとなって生まれ故郷に帰ってくる

前にオリジナル版を見たんで、なんとなくロブ・ゾンビのリメイク版を視聴
しょうじき派手さはないし、ブギーマンが隠れることなく正々堂々と殺していくのには違和感…というか標的を追いつめる緊張感みたいのがなかったかなあ、と

前半がブギーマンが完成するまでのマイケルの話なんですが、つまらないとは言わないけど後半のブギーマンパートと釣り合いが取れてないっていうかまるで別の作品を見てるような感じがしましたね
完全なブギーマンになっても記憶の錯綜とか葛藤がありつつ、だけど狂気に落ちていって殺しまくるみたいな方が好みかも
ホントに後半は目に付いたヤツを手当たりしだい「俺がブギーマンだが、何か?」くらいに顔見せ上等で堂々と殺していくからなあ

だけど、これ作品としては普通に面白い
良い意味でもないし、悪い意味でもない普通のホラーですね
オリジナルでは「なんで?」と思ったヒロインに対する執着もちゃんと説明されてるし、中だるみすることなくポンポン人を殺していくんで飽きません
まあ、それでも「なんでわざわざそいつを殺しにいくの?」って思うところもありますが、それはそれで

結局はオリジナルから脱した前半とクライマックスが一番おもしろかった気がしますね
特にクライマックスではホラー映画のヒロインにしては珍しく、追いつめられて変に覚醒して逆襲に走るってパターンがないのがいいかも
ただただ追いつめられて、助けて助けてと言ってギャーギャー泣き叫ぶ
もう、うっとうしいくらいの逃げまどいっぷりですが、ちゃんと最後に「ああ、そういうことね」と納得して終わってるからこそ、この作品は面白いと思えます

終わりよければすべてよし、そんな感じで
まあ、それでも「はあ?」と思う人もいるだろうけど、個人的にはこの終わり方は好き

個人的評価:80点
オススメ度:人が地味にポンポン殺されるね




ハロウィン 予告

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