2009年4月4日土曜日

バイオハザードX (2007/米)

監督:ウィリアム・L・スチュワート
出演:ブレンダン・ガイ・マーフィ / アイク・スティールストラ / キンバリー・パーモン / ベン・ナーズ / サラ・ケリー・スチュワート / デニス・ファリス


未来世界、囚人二人組が減刑を報酬として「ホーム」からくだされたミッションに挑むことに
それはある惑星の地下に眠る「X」と呼ばれるものを発見することだった

前回は不覚にも寝落ちしたので、今回は前の晩に酒とつまみを食い過ぎて夜中に二度ほど便器をかかえた上に、たいして寝てなくてうずくような頭痛がある中で仕事して帰ってきたら謎の下痢に襲われた、というベストコンディションで視聴

しょうじきこの映画は前置きが長すぎる
どのくらい長いかというと、最初に原住民数人にいきなり襲われるけど、あとは暗い地下施設のトンネルの中で「何かある?→いや、何もない」パターンを延々くりかえして一時間…
でも退屈ながら主人公二人の掛け合いのバカっぽさで気分は落ち着きます
「おい、このトンネルの先に何があるんだ?」「トンネルだ」
「急いでマスクをつけろ!(検査機を出して)大丈夫、人体に悪影響はない」「なんのためにマスクつけたんだ?」
二人に惚れそうになりました

そしていよいよ「X」とご対面
はっきりいって私の予想のはるか上をみごとに突き抜けてたものでしたね
扉を開けると、そこにはゾンビのような、怪物のような、でもベースはちゃんとした人間って感じでクリーチャーに片足つっこんだような男がいるんですね
たぶん完全なクリーチャー造形の資金がなかったんでしょう

これで、いよいよ映画の本編、始まるなと思った矢先、「X」と主人公が対峙するその場に変なマスクつけて剣を持った女の人が唐突に登場し、「キリストの名にかけて、お前を倒す!」と「X」に斬りかかります
なんやかんやで「X」から逃げた主人公と女の人は、「X」の正体が人間の恐怖を支配して精神攻撃してくる悪魔だと分かります
そうか、「X」の正体は悪魔か…素敵すぎてコーヒーふくわ

まさかのデビルバスター映画だったとは…
しかし、予算的な大人の事情がここでも働いたのか、とくに盛り上がる戦闘もなく相棒の囚人は自分たちでしかけたトラップで爆死し、残った主人公は脱出します
脱出直前に悪魔に憑依された状態で、ね
あとは迎えに来た宇宙船に乗って悪魔はひっそりと逃げちゃいましたエンド

まあ、「ホーム」側もなんだかんだでこうなることを予見した上で「X」という悪魔を捕獲した、とも見れないこともないけど、こんなクソ映…素敵映画で深読みしてもね、って感じで

個人的評価:40点
オススメ度:君は最初の一時間ちょいを耐えられるか?ちなみに全体で約90分の尺です




バイオハザードX 予告

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