2009年5月10日日曜日

テニスの王子様 (2006/日)

監督:アベユーイチ
出演:本郷奏多 / 城田優 / 鈴木裕樹 / RIKIYA / 相葉弘樹 / 足立理 / 荒木宏文 / 小谷嘉一 / 加治将樹 / 鯨井康介 / 載寧龍二 / 岩田さゆり / 島谷ひとみ / 岸谷五朗


アメリカ帰りの天才中学生テニスプレイヤー越前リョーマ
彼は青春学園男子テニス部の一員として全国大会を狙うことになる

原作は一切知りません
だけどアニメの劇場版は見てます
そんな「それってどうなん」的な知識で実写版を見てみました

いや、まあ、あきらかに地雷を覚悟でクソっぷりを堪能したい日もあるじゃない
だけど、なんというか中身は普通に見れて面白かったから意外すぎる
とりあえずは視聴前から頭のB級脳が働いてたんで、ガッツリ楽しむというより広い心でツッコミ所を探しながら見るには最適すぎましたね

とにかくテンポがよくて話がガンガン進んでいくのはいいですね
しかも日常や他テニス部員との交友パートは最低限しかなく、感覚的に8割近くはテニスの試合やってる感じ
しかも序盤から小出しにトンデモテニスをやってくれるので、わりと飽きない作りになっております

日常パートではやっぱり越前パパの岸谷五朗の存在が大きくて、ぶっちゃけ空気読めないクソガキな越前をからかう役目でうまく全体的な性悪っぽさをマイルドにしてると思う
試合もアニメ劇場版みたいな空に駆け上がって全裸でラケットを振るほどのインパクトはなかったけど、それでも「アホや、アホがおる」と生やさしいツッコミ入れるのが楽しくてしょうがなかったですね

ただ青学側のメンバーが活躍ぶりは十分お腹いっぱいになるけど、手塚以外のキャラに対するエピソードが薄くって…というか他のメンバーが空気すぎて誰が誰やら状態
いきなり試合で出てきて、はっちゃけテニスをして出番終了みたいな感じで、それゆえにテニス部員同士の結束とか友情的なものの描写が薄すぎる
少林サッカー系のトンデモスポーツ映画にしては、ちゃんとトンデモしてる所は評価できるけど

あとは最後の最後でほぼ普通に打ち合いの試合してるだけってのはどうよ?
ラストくらいもっとはっちゃけてもいいんじゃないかと
まあ、でも予想以上に楽しめたのは見たかいがありましたね
けっして他の人にはオススメできませんがね

個人的評価:80点
オススメ度:コノイキュウオー




テニスの王子様 予告

0 件のコメント: