2009年5月20日水曜日

デコトラ・ギャル奈美(2008/日)

監督:城定秀夫
出演:吉沢明歩 / 今野梨乃 / 吉岡睦雄 / 松浦祐也 / 中村英児 / なかみつせいじ / 森羅万象 / ホリケン。 / 稲葉凌一 / 野上正義


凄腕トラッカーだった父が遺した借金返済のため、奈美は同じトラッカーとなった
すべては金のためと割り切って働く奈美は、ある日、一人の女と出会う

オタクと児童ポルノと忍者商法の国の民としては、やはり自国の邦画文化の良さをもっと認識していこうじゃないかと視聴
いやー、まあ、なんていうか「嘘みたいだろ?これ2008年制作なんだぜ」ってくらいにノスタルジーにひたれる昭和臭満載
うん、でも悪い意味での昭和臭だけどね

つかみこそ強烈なキャラのトラッカーと警官ですくわれこそするけど、あとはあまりにヒドイ
逆にひどすぎて面白くなってきて最後まで見ちゃったよ
奈美の相棒として、脳天気で人なつっこくて天然なお馬鹿女が仲間になるんだけど、ぶっちゃけお馬鹿キャラっていうか、どうみても知的障害者です
この相棒、トラッカー相手に体を売って生きてるんですが、どうやら子供がいたけどお母ちゃんがアレすぎて引き離されてしまったらしいです

で、そんなこんなしてるうちに分かりやすいチンピラが持っていた「謎の白い粉」をうっかり荷物と間違えて奈美はトラックに積んでしまいます
分かりやすい展開ですなあ、って感じでチンピラとバトルが始まるんですが、わりと簡単にケリがついてしまうんですね
しょうじきこのエピソードで最後まで引っぱらないとか意外だった

また話が進んで、もともと病弱だった相棒の女が実は癌だってことが分かり、奈美は相棒の女の子供を探そうと全国のトラッカーどもに呼びかけます
まあ、しかし、簡単に見つかるわけもなくあーだこーだ、と
よし、お涙ちょうだいなこれがラストエピソードか、と思いきや…
実は子供がいるって設定は死産した末の妄想で、女はそれを生きてて引き離されたと思いこんでいたと判明
まあ、それなりにちょっと盛り上がってきたかな、という所で唐突に海に向かって灰をまくシーンに切り替わる
展開はやすぎだろ、と

そんなこんなでこれどんな終わり方するんだよ、思ってたら奈美がトラック運転中に前のトラックの荷台の扉が開いて、そこには死んだ女と子供がピアノを演奏しながら好きだった歌をうたってましたEND
そうか、としか言い表しようがない素敵なラストでしたね

あと、この作品は露骨にサービスシーンが多く、お風呂でヌードが1回、ファックシーンが3回とお得です
低レベルAVなみにまだろっこしくて単調で、思わず早送りしたくなるほどの魅力です

個人的評価:20点
オススメ度:普通に地雷




デコトラ・ギャル奈美 予告

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