2009年5月29日金曜日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (2007/日)

監督:庵野秀明 / 摩砂雪 / 鶴巻和哉
出演:緒方恵美 / 林原めぐみ / 三石琴乃 / 山口由里子 / 立木文彦 / 清川元夢


2015年、第3新東京市に父に呼ばれてやってきた少年、碇シンジ
彼は襲いくる謎の敵「使徒」と戦うために巨大なロボットのような外観を持つ「ヱヴァンゲリヲン」に搭乗することを余儀なくされる

1.1.1発売ということで、エヴァオタク世代ど真ん中な身としては見ざるえないということで
いやあ、色々と噂は聞いてたけど、先に発売されたDVDとかクソすぎて笑うしかない
しょうじきDVD版見た時は「ああ、はいはい焼き直し焼き直し」という印象だったけど、1.1.1になっただけでかなり印象が変わった

ぶっちゃけアニメをBDにしたことの恩恵とか実写ものほど期待してなかったけど、こんなにクッキリ画質だとかDVDは詐欺としかいいようがない
まあ、でもどんなに良くなっても内容はやっぱりアレですがね
最初の劇場公開版→DVD版→BD版、後発ほど修正入ってクオリティ高くなるのはわかる
でもこれがTV放映→ソフト版の修正ならまだしも、劇場公開されたものを手直しするってどうよ?
劇場版が一番劣化してるという現実ですが、監督さんは劇場公開したいのか、ソフト販売で普及したいのか分からない

内容的にも新規で見るもんじゃなく、最低でもTV放映版と「THE END OF EVANGELION」視聴は大前提なんじゃないんでしょうか
四部作と最初から区切ってるのはいいとして、それでも一つ一つはキチンと完結していけよ、と
中途半端な所で伏線だけはって終わって、最後に次回予告とか…OVAでも作ってりゃいいんじゃないんでしょうかね
わざわざ映画化する意味がない…金儲けの手段ということ以外では

限られた金と尺、納期の中で一本の作品を作るのが映画ですよ
もちろん続編ありきでもかまわない
「まあ、分かってると思うけど、これ続きあるから」という理由で投げっぱなしが許される現実
アニメでもドラマでも映画でも切り売り商法おいしいですか?
どんなクソ展開でも一本完結できない映画監督は才能がありません、とあえて言っておきますね

個人的評価:40点
オススメ度:見ても見なくても




ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 プロモ

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