2009年5月24日日曜日

ジャーマン+雨 (2006/日)

監督:横浜聡子
出演:野嵜好美 / 藤岡涼音 / ペーター・ハイマン / ひさうちみちお / 本多龍徳 / 徳永優樹 / 田尻大典


両親が離婚しながらどちらからも引き取り拒否された少女、よし子
ワガママ、自己中、笛一本で歌手を目指すもヘタクソ、しかもブスというよし子が生まれ故郷に帰ってきた

いやあ、まあ、なんというか、つまらないわー
日本映画のちょっとダメな部分である観念的な作品ですね
内容はよく分からないが、所々で刺すような痛みを感じるそんな内容ですね

よし子は自分一人の林家を残そうと子供を作りたいといいつつ、バイト先のドイツ人にちょっかいをだします
でもそのドイツ人が放火魔で人殺しの経験あって日本に渡ってきたと知るや、いきなり距離をおいたり何がしたいのか分からない
子供たちを自分の家へ呼んで金をとって笛教室ひらいて、そこで子供たちのトラウマを聞き出して曲を作ったり…ホントに何がしたいのか分からない

よし子自身も父親にトラウマというかコンプレックス的なものがあり、植物状態になりかけで入院してる父親の所へ行ってなにするかと思ったら、おもむろに刺さってた点滴抜いて逃げる始末
しかもいきなり何を絶望したのか持ち金を全部使い果たし、トイレのくみ取りようの穴に飛び込んで意識不明に
入院したよし子の所に「うーあーうーあー」って感じの父親がベッドに向かってはいつくばって寄ってきます
それをお見舞いに来てた笛教室の子供たちがピーヒャラピーヒャラとカオスな笛演奏で彩ります
マジキチすぎるだろ
努力はしたけど意味が分からない

でもよし子の女友達とか、子供たちとか、よし子がどんなワガママ行為しても愚痴一つこぼさずに付き合い続けてくれるのは見てて気持ちよかった
ただそれだけの映画

個人的評価:30点
オススメ度:タイトル買いは失敗率も高い

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