監督:ムラーリ・K・タルリ
出演:テレサ・パーマー / ジョエル・マッケンジー / クレメンティーヌ・メラー / チャールズ・ベアード / サム・ハリス / フランク・スウィート
いつもと同じ朝、いつもと同じように登校してきた6人の男女の学生たち
しかし、それぞれ人にはおいそれと言えない悩みや苦しみを抱いていた
とりあえず、という感覚でだらだら見てたら、すっかりと映画の中に引き込まれてました
映像的な力がすごすぎる
常に胸ぐらをつかまれていて、そのまま押されたり引き寄せられたりされてる感覚
それぞれの人物の物語が一つの結末に向かって、時間軸を交差しながら紡がれているんだけど、見終わったあとなら何故こういう手法をとったのかわかる
すべては直視するのもちょっときついラストのために
たぶんほとんどの人がこのラストを見たら「え?なんで?」と思うでしょうね
実際、自分もそうだったので、たまらずネットで調べたら同じように「なんで?」ばかり
で、最後にもう一度、DVD収録の日本版予告編(下のとはちがいます)を見て、この映画の答えがなんとなく分かりましたね
この日本版予告にある監督の言葉
「この映画が、私だけではなく
多くの人の命を救うことを願ってやまない」
という一文を見て、やっともやもやが消えました
これ、けっこう精神的なダメージがきっついけど、逆に健全な人より日頃いろんなしがらみで心が病みそうな人ほど見た方がいい映画じゃないかと
個人的評価:90点
オススメ度:たまには考える映画でもどうぞ
明日、君がいない 予告
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