2008年12月28日日曜日

リボルバー

監督:ガイ・リッチー
出演:ジェイソン・ステイサム / レイ・リオッタ / ヴィンセント・パストーレ / アンドレ・ベンジャミン / マーク・ストロング / テレンス・メイナード / フランチェスカ・アニス / アンドリュー・ハワード / アンジェラ・ローレン・スミス / トム・ウー


ギャンブラーのである主人公は彼のボスにはめられて刑務所へ
そして主人公は復讐を胸に出所、元ボスのいるカジノへと向かう

スタイリッシュクレイジーガンアクションと聞いて…まんまと監督にはめられました
しかも悪い意味で

元ボスの組織とその敵対組織、さらに裏社会を牛耳る大ボスの存在、そして主人公を助ける代わりに従属させる高利貸しグループの暗躍…
それぞれの組織と登場人物が入り乱れて争いが過熱していくさまは非常に面白いし、主人公周りは謎だらけでとても話しに引き込まれます
謎は少しずつ解け、そして新たな謎が浮かび上がり…と、本当に面白かった

途中までは、ね
俺はお前だとか、これからは俺がお前を支配するとか主人公の内面、精神的な描写がはじまってから怪しくなりだします
ひんぱんに「ゲーム」という言葉が使われ、登場人物が自分の内なる声と葛藤しはじめると、ちょっとヤバイ臭いがするもまだなんとか見てられた
だけど、最後の最後まで見ると皆こう思うだろう
「は?なに?意味わかんねえ」

いちおラストについてひとつの解釈はできます
ようするに壮大な夢落ち、ってやつで
だけど、最後でそんな臭いを残さないから見てる方は釈然としない
夢落ちならそれでいい、ラストにそれっぽいシーンを入れてもらえれば安心できる

映像的にはとてもスタイリッシュ
銃撃戦もいい感じ
でも、見終わった後に時間を「悪い意味で」無駄にしたなあと思いました

個人的評価:20点
オススメ度:君も驚愕のペテンを体験しよう




リボルバー 予告

0 件のコメント: