2009年2月10日火曜日

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ (2001/米)

監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
出演:ジョン・キャメロン・ミッチェル / ミリアム・ショア / マイケル・ピット / スティーブン・トラスク / セオドア・リスチンスキー / ロブ・キャンベル / マイケル・アラノフ / アンドレア・マーティン


東ベルリン生まれのオカマでロックシンガーのヘドウィグ
彼女の片割れを探す旅路をロックサウンドにのせて語る

「雨に唄えば」でミュージカル映画もいいね、と思って人喰いミュージカルとかも見たけど、今回はオカマロックミュージカルで
でもこれはネタ的な要素より、ガチなミュージカルにできてます

とにかく曲にはいるまでのドラマパート、ロックパートともにいい感じ
ロックパートでもPVのように飽きさせない演出を交えつつ、きちんとストーリーと絡み合っててドラマと曲がすごい融合してますね
とりあえず見終わってそっこうでサントラ注文しときました

内容も重すぎず軽すぎず、「俺とか、こんな人生おくってきたんだぜ」みたいな嫌みがなく、さらっと見れるけど心にちょっと残るものがある感じで
気持ちが沈みそうになるとバーンとパワフルなロックサウンドでテンションが上がり、また沈み…の繰り返しなんだけどそれが気持ちいい

だけど、どうも最後の方になってくると嫌みというか、なんとなく鼻につくイヤらしさが出ちゃってる気がしますね
なんというかそれまで「人生、かっこつけてどうすんの」みたいな気概が感じられたのに、ちょっとラストがすかしてるように思える
最後はパワーで押し切ってほしかったかな、と

まあ、それでも十分にパワーを分けてもらえた一本でした

個人的評価:70点
オススメ度:私の片割れは見つからないんでしょうか




ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 予告

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