2009年2月23日月曜日

ZANKOKU 残酷 (2007/米)

監督:イーサン・ワイリー
出演:サラ・トンプソン / ジェフリー・コムズ / マイケル・ベリーマン / エリック・ラング / ウィリアム・サンフォード / ドン・O・ノウルトン / ケヴィン・インディオ・コープランド


ある田舎の町で連続バラバラ殺人事件がおこる
保安官とヒロインの助手は、この捜査に乗り出す

「おくりびと」オスカーおめでとう記念ということで、アカデミックな映画を視聴
タイトルからして「ZANKOKU 残酷」とあえて二度いってる知的な作品ですね
冒頭、「心はやわいがナニは固い」という素敵会話が展開する高尚さ

いわゆる殺人鬼がセクシービッチ&その他どもをぶち殺していく感じで
しょうじき自分でもしょうもないB級だなあ、と思ったけど、こいつはちょっと小粋な作品でしたね
序盤に怪しい男が車の故障で立ち往生してるビッチに声をかけ、車に乗せてあげます
で、次のシーンでは人気のない森の中の小屋の前で車が止まって…お約束ですね
だけど、ここで男が「本当にこんな所でいいのかい?」と
ビッチ指定で怪しい所にくるとか、逆なのかビッチが襲うって展開か、と期待してるとビッチが男の手を取って自分の胸にあてて「なに勝手に触ってるんだよ。有り金全部だしな!」と
素敵すぎます

さらに殺人鬼が襲おうとした相手が急に病死してげんなりしたりと素敵シーンが続いて飽きさせません(超個人的に)
ゴアシーンはまあ普通だけど、各種ビッチを殺害していく内容って心躍らないか?
まあ、でもオチはしょうもないというか、どうでもいいというか
それでも殺人鬼との決着の付け方がけっこう素敵でしたね
殺人鬼に襲われるヒロイン、そこに第三者的な人が現れて明らかに状況をきちんと把握できてないのにためらわずに銃をぶっぱなす素敵っぷり

そして、冒頭のナニうんぬんの素敵セリフを受けて、かどうかは知らないけどラストもラストで「俺の犬は最高だ」と自閉症のおっさんがトンチンカンな受け答えをして終わります
いやあ、いいわあ…映画って本当に素敵ですね

個人的評価:70点
オススメ度:きょうからはじめるB級入門映画




ZANKOKU 残酷 予告

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