2009年2月15日日曜日

イーグル・アイ (2008/米)

監督:D.J.カルーソ
出演:シャイア・ラブーフ / ミシェル・モナハン / ロザリオ・ドーソン / マイケル・チクリス / ビリー・ボブ・ソーントン / アンソニー・マッキー / イーサン・エンブリー / アンソニー・アジジ / リン・コーエン / ビル・スミトロヴィッチ / チャールズ・キャロル / ウィリアム・サドラー / メイディリン・スウィーテン / ボブ・モリッシー / J・パトリック・マコーマック


主人公ジェリーが双子の兄の葬儀から帰ると部屋にいわれのない多数の武器弾薬が送られてきており、正体不明の女から指示通りに動けと電話が入る
テロ工作員と疑われて追われ、電子器機を思うがままに遠隔操作できる女の指示に従って逃げるしかなかった

なんとも今風の作り方な古き良きハリウッドエンタテイメント映画でしたね
一切の中だるみなしで、全編に渡って疾走するように物語が進みあっという間にラストまで行き着きます
電子器機を自在に操れるのにどうして?…って感じで細かい所にツッコミ所はあるし、展開はパワープレイですが、そこがハリウッドらしくていいじゃない

いきなり身に覚えのない罪で追われることになる主人公、同じように指示に従わざるえなくなったヒロイン、色々と事情を探ろうにも指示にそむけば痛い目にあうし、指示通りに動いても危険がいっぱい
主人公にも、見てる方にもなんだかんだ考えてる暇をあたえずに、次々と怒濤の展開をたたみかけてくるさまは爽快ですね

理不尽な指示厨のおかげで追われる身になり、しかも逆らうこともできずに常に危険な状況の連続…こういう内容で見てる側が求めるのは、すっきるする主人公たちの逆襲でしょう
ラスト、指示厨との決着のつけかたがなんというか、お前がケリつけちゃうの?しかもパワープレイすぎやしないか?な感じです
が、それでも主人公の最後の行動はかっこよすぎ
まさに男…いや漢ですね、ジェリーさんは

エンディングも個人的にはこれでいいと思う
ただちょっと、この監督は人の内面というか感情的なドラマを描くのが苦手なのか、と思うほどドラマ部分はないに等しかったです
まあ、狙ってるのかもしれないし、それはそれで良し

個人的評価:95点
オススメ度:大満足だけど、ほんのちょっと何かが足りないような




イーグル・アイ 予告

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