2009年7月31日金曜日

7月のこれ一本

今年ももう折り返し地点を越え、なんとも暑い日が続いているわけですが
という定型文から入ってみてもいいんじゃないでしょうか
そんなわけで、今月は飛び抜けてって作品はなかったですが、けっこう粒ぞろいに面白いのが多かった気がしますね
そんな中でも「ボビー・フィッシャー~」は、本当にチェスって楽しそうだなあと思わせてくれた上に、内容的にも面白かった一本

まあ、でも今月あえて選ぶなら、やはり「サン・ジャックへの道」です
この題材なら感動もの一本で通せる内容なんですが、あえてその方向へはいかずに随所でおかしくて笑えるポイントがちりばめられていて、それでいて良い話だなとも思える良作
夢の描き方には賛否あるとは思いますし、もうちょっと最後をゆっくり描いて欲しかった気もしますが、旅と同じで結末より道中を楽しむ映画なんで大きくマイナスにはならないですね

あまりフランス映画くささはないんですが、それでもちょっと匂うシーンがあるんで、そこをもっと自重して作られてれば万人受けする大作になった…というと大げさか
とりあえずオシャレでくっさいフランス映画がダメな人も、けっこうすんなり見れる内容だと思います

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