2009年9月6日日曜日

トランスポーター3 アンリミテッド (2008/米)

監督:オリヴィエ・メガトン
出演:ジェイソン・ステイサム / ナタリア・ルダコーワ / フランソワ・ベルレアン / ロバート・ネッパー / アレックス・コボルド / ジェローン・クラッベ / エリック・エブアニー / デヴィッド・カンメノ / シルヴィオ・シマック / デヴィッド・アトラッキ / ティモ・ディールケス / セーム・シュルト


たぐいまれなる格闘術と運転技術の持ち主のプロの運び屋フランク
ある日、隙をつかれて誘拐されたフランクは、車から離れると爆発するブレスレットをつけられて、強引に運びの仕事を依頼されるのだった

そんな感じで公開期限が切れそうだったのですべりこみで見てきました
なんというか、普通に面白かったですね
じゃっかん悪い意味で
いやあ、2までのノリを期待して見ると痛い目みます

うん、けっしてつまらないわけではない
トランスポーターシリーズとしては作りもなれてきたのか、キャラの使い方、演出も安心してみれるし、雑味感がなくなって、娯楽作品として普通に楽しめる内容になってます
でもさ、だけどさ、これまで「トランスポーター」見てきて、その新作ってことで期待してるのはそんな安定感じゃないんですよね

内容的にはやっとタイトル通り、運び屋としての活躍を描いていってるんですが、前作まででさんざんツッコミが入っただろう「運び屋とか関係なくね?」ってのを巻き返したかったんでしょうか
だけど、今回はそれが裏目に出てると言わざるえない
普通に運び屋アクション映画にしてしまうと、ホントに閉じた世界になってしまい、ストーリーの流れに関係なく窮屈で小さなまとまりになってしまいますね
ようするに地味さが目立ってしまう
そこに車から離れられないという条件もあり、よけいに全体的にちっちゃくまとまっちゃったね、って印象が強い

シリーズ定番ともいえるアクションはあるんですが、さすがに見飽きた感が強く、それでいてプラスアルファな部分であるとんでもアクション成分が圧倒的に不足してる
このての作品では、毎回、どんだけ斬新でとんでもなシーンを入れられるかどうかで「飽きを感じさせない」ようにするもんだと思うんですが、肝心のとんでもシーンのインパクトが弱く、というか印象的にアクションそのものが弱くなった気がしますね
あとは敵のキャラがびっくりするほどキャラ的に弱い
いくらなんでももうちょっとぶっとんだキャラ付けしてほしかったなあ、と

それでも自転車のシーンとか、前作までを踏襲してるシーン、車の上にちょこんと座るフランクさんとかのシーンは面白かったかな
ストーリーは、まあ、あいかわらずってことでひとつ
いや、でもほんとに雑味がなくなって見やすくなったけど、なんかもの足らない内容でしたね

個人的評価:50点
おすすめ度:アンリミテッド(笑)




トランスポーター3 アンリミテッド 予告

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