2009年9月11日金曜日

ウルヴァリン X-MEN ZERO (2009/米)

監督:ギャヴィン・フッド
出演:ヒュー・ジャックマン / リーヴ・シュレイバー / リン・コリンズ / ダニー・ヒューストン / テイラー・キッチュ / ライアン・レイノルズ / ウィル・アイ・アム / ダニエル・ヘイニー / ドミニク・モナハン / ジュリア・ブレイク / マックス・カレン / ピーター・オブライエン


幼い頃に兄のビクターとともに家を出て戦場を渡り歩いてきたジェームズ
驚異的な再生能力と鋭利な爪をもつミュータントのジェームズは、兄と意見の相違から分かれから幸せに暮らしていたのだが

いくら平日とはいえ、公開初日の午後いちの客が入りやすい時間帯に10人ちょいしか入ってない場内とかどうよ?
と、思ったりもしましたが観てみて納得な感じでしたね
一言でいえば、「映画一本つかって序章を作ってみました」といった風で
あと、これ見に行く際には最低限のX-MENの知識がいります
映画の「X-MEN」は観てませんが、ゲーム版をプレイ済みなのと、ちょっとだけキャラとか知ってたんで助かりましたけど、マジでなにも知らない人にとっては「は?」って感じかもしれません

ハリウッド系のなんだかよくわからないが、エフェクトが派手ですごいことをやってる気がする
というアクションが最近の主流みたいですが、この作品ではけっこうシンプルで何をやってるのか分かりやすい動きなのはいいですね
スタイリッシュバカアクションではあるけど、ちゃんと何をやってるのかわかります
ただ、ね・・・褒めるところがそこ以外に見つからないのが残念すぎる

まずはけっこう豪華にCGを使っているようで、ヘリ墜落とかラストバトルとか急にCGがしょぼくなるのが気になります
ラストの敵もゲームやってても思いましたが、なんでそんな魅力のかけらもないやつなんだよ、と
あとはストーリーが、というかオチの付け方がクソすぎる
詳しくは書きませんが、内容的に序章であることにあまえすぎて一本の作品として完成させることを捨てすぎ
数ヶ月後にすぐ続編を予定してるならまだしも
というか、これがすでにある劇場版「X-MEN」に続くのかなあ?

それでもオチ以外はけっこう話も楽しめました
テンポがいいというか、じゃっかんはしょって話を進めてる感じもしないでもなかったですが
それはアクションパートも同じで、「盛り上がってきた!」と思ったら「え?もうバトルシーン終わり?」という所もちらほら
全体的なアクションのボリュームもちょっと物足りない感じ
個人的にはゲームであった巨大ロボ(名前わすれた)との上空から落下しながらのバトルとか楽しみにしてたんですが・・・
さらにいうと、ゲームではけっこうウルヴァリンの皮膚が裂けたり、体に穴があいて内蔵見えたりの無茶なアクションが多かったんですが、映画だとそこら辺がまったくない
せいぜいひっかき傷ていどができるくらいで、直接的な過激描写がないのがなんとも
も、もしかして、これ予算足りてないんじゃなかろうか、などと邪推もしますよ

うーん、なんとも期待してただけにちょっとガッカリな内容でしたね
でもね、これを観てストーリーを理解した後にゲーム版をやると、内容が分かって面白いかもしれません
ちょっとアクションは単調だけど、内容も映画以上に過激ですし

個人的評価:60点
おすすめ度:とりあえず主人公のかっこよさは異常




ウルヴァリン X-MEN ZERO 予告

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