2009年9月22日火曜日

男と女の不都合な真実 (2009/米)

監督:ロバート・ルケティック
出演:キャサリン・ヘイグル / ジェラルド・バトラー / エリック・ウィンター / ジョン・マイケル・ヒギンズ / ニック・サーシー / ケヴィン・コナリー / シェリル・ハインズ / ブリー・ターナー / ボニー・ソマービル / ジェシー・D・ゴインズ / イヴェット・ニコール・ブラウン


テレビ局のプロデューサーをしている効率重視で仕切屋の女・アビー
そんな彼女の番組に低俗で有名な男・マイクがコメンテーターとしてやってくる

観にいくのを最後まで迷ってたけど、けっこうコメディ的によくできているって評判なのでみてみました
いやあ、面白いわ、これ
全編下ネタをからめたコメディながら、あんまりいやらしさがないというか、下世話な感じがしない
それでいて下品な台詞をペラペラしゃべるだけの薄い作品でもなく、まちがいなくコメディとして一級品の内容でしたね
印象的にロマンスもので、カップルで見に行くか男厳禁で女性だけで楽しみましょうっていう感じがしますが、ところがどっこいわりと男目線で話が進むんで、おっさんの一人映画にも十分たえられます

恋愛下手なアビーが、とにかく低俗ともいえる直球的な考えの持ち主であるマイクを番組に迎え、下品な彼の言動や行動に最初はイライラしながらも、やがて言うとおりに男と接してみたらうまくいって超ご機嫌・・・みたいな内容
とにかくヒロインのアビーがマジでかわいくて困る
いや、性的ないやらしさではなく、仕草やリアクションがいちいちかわいい、というかかわいらしいといった方が合ってるかもしれません
あまり映画の登場人物に惚れるタイプではないけど、アビーだったら迷わずパンツを脱ぎます・・・失敬

コメディとしての完成度も高く、一人であひゃあひゃ笑ってましたね
時にバイブパンツのシーンは終始にやにやしまくりです
下品なセリフがポンポン飛び出しますが、なんというかライトな感じでギリギリ許せるおふざけ感の中で言ってるし、ここでもヒロインのキャラがかわいすぎてそれだけでなんの不満もありません

あとは猫ですね
いや、本気で猫がいい味だしてます
猫は有史以来、リセットボタンを押すために生まれてきましたが、この作品でもそんな猫パワーは健在です
しかも自分がかわいいと分かってての仕草が、そうと理解しながらもそれでもかわいいから、もう、ね

で、結局、恋愛ってなんなんだって話になり、ようするに言葉を並べて言うもんじゃない、と
見た目でもあり、心であり、その人のことを分かる人といるのが一番いいと思えればいいじゃないって感じで
ええ、もちろん「ただし、金持ちかイケメンに限る」ですけどね!

そんな感じでわりとマイナーな作品というか、祝日の午後いちのかきいれ時に自分をふくめて10人も入ってない映画とは思えないおもしろさでしたね
「カムイ外伝」でぎゃふんとした気力をいっきに回復できました

個人的評価:90点
おすすめ度:セサミストリートで「勃起」とか言わない




男と女の不都合な真実 予告

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