2009年8月26日水曜日

トランスポーター2 (2005/仏・米)

監督:ルイ・レテリエ
出演:ジェイソン・ステイサム / アレッサンドロ・ガスマン / アンバー・ヴァレッタ / ケイト・ノタ / マシュー・モディン / ジェイソン・フレミング / キース・デヴィッド / ハンター・クラリー / シャノン・ブリッグス / フランソワ・ベルレアン / ジェフ・チェイス


運び屋フランクの今回の依頼は危険のまったくない子供の送迎
しかしある日、子供が謎の武装集団に狙われ、さらわれてしまうのだった

3を観に行くかどうかは微妙だけど、いちおシリーズを通して見ようキャンペーン
いやあ、これ1とは違うベクトルな意味で前作を超えてますね
個人的に1に期待してたトンデモ部分がパワーアップして、よりバカに、よりB級に邪道進化した続編
これ、これですよ、自分が見たかった「トランスポーター」という設定からできた作品は
にやにやしながらバカなアクションを存分に堪能させていただきました
まあ、ストーリーとか1以上にどうでもいいガキっぽいシナリオで、しょうじきほとんど無いに等しいですが
でも個人的には、ストーリーもアクションも中途半端になるくらいなら、いっそのことストーリーはクソでも良いよ派なんで、これはこれで

たぶん世間一般的には「やだ、なにこのクソB級映画…。やっぱ続編ものってダメダメじゃん」という認識が強いでしょう
だけど分かっててこういうノリにしてる、ってのが伝わってくるから気にしない
それでも内容的には1を見てないと素敵ポイントが伝わりづらい、というか前作のシチュエーションを踏襲してじゃっかんパロってる風に展開するシーンが多少あるんで、記憶に新しいうちにこの2を見ると良い感じ
この映画では「おまえ相変わらず閉所でのバトル無敵伝説かよ」とか、「おまえらそんなに斧好きなのかよ」みたいなツッコミを入れまくって楽しむのが正しい作法です

今回もさらに敵キャラの素敵っぷりが加速してて、唐突にケンドープレイとか高等なボケを見せられても対処に困る
さらに女暗殺者も良い味だしてて、最後の決着の付き方がちょっとアレかなあって以外は概ね素敵…というより、なんでこんなに変な魅力があるんだろうか、と
主人公のハゲおっさんのバカアクションバリエーションも増えてて、さらに乗り物系のトンデモアクションもアホっぽい感じに良くなってて大満足
特にラストバトルとか、なんというか、あまりにバカバカしくて笑いとツッコミが止まらなかったですね

あと前作に出てきたキャラがゲスト出演みたいな扱いで再登場しますが、単なるおもしろキャラに成り下がってたのはいかがかと
別にいいけどさ、ぶっちゃけ再登場する意味あんまなくね?みたいな
どうせならもっと直接的に関わってきてほしかったかも

という感じで個人的には余裕で前作越えはしてると思います
が、あくまでB級好きな映画を見る目がないヤツの意見ということでひとつ

個人的評価:80点
オススメ度:フランクさんは隊長って器じゃない気がしてならない




トランスポーター2 予告

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