2009年8月6日木曜日

ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー (2009/日・米)

監督:アンジェイ・バートコウィアク
出演:クリスティン・クルック / クリス・クライン / ニール・マクドノー / ロビン・ショウ / ムーン・ブラッドグッド / ジョシー・ホー / タブー / マイケル・クラーク・ダンカン / チェン・ペイペイ / エドムンド・チェン / エリザヴェータ・キリュキーナ / エミルツェ・ジャンケイラ / キャサリン・ペンバートン / イネス・ヤン


幼くして父を謎の集団に拉致されたチュンリー
やがて成長したチュンリーは、母の死をきっかけに平穏な暮らしを捨てて父の仇討ちを志す

個人的にドラゴンボールより、こっちの方がヤバイ臭いがしてたんですが、見てみたら…なんというか、やっぱり予想通りの救えない級のクソっぷりでしたね
B級でありながら、作ってる方はマジで取り組んでるのがひしひしと伝わってきて、見ててすっごい痛い映画…というか見てるこっちが恥ずかしくなる内容

クソ映画でありながら、なまじ丁寧に作ってあるのが逆にダメ
ああ、こりゃどうにもならねえな、って思った時点でぶっとんだトンデモ路線に変更した方がまだ楽しめます
そんな「どうにもならねえな」状態をなんとかしようとごてごてとデコレーションしてみたけど、逆になんにもしない方が見栄えが良かったね的な作品
本当にカプコンのメディアミックス系はろくなもんがない

それでも数少ない素敵ポイントがいくつかあるので、それを連ねて感想の尺を稼ぎますね
劇中のチュンリーは一般人状態からはじまって、ファイターへとなっていくんですが、その途中で襲ってきたシャドルーの構成員をためらいもなく普通に殺します
人を殺した後悔の念とかもありません
スピニングバードキックおひろめのシーンは、あまりに不格好すぎて失笑もの
バルログがこじんまりした体型のくせにやたらでかい鉄仮面つけててアンバランスすぎて微笑ましい
しかもあっさりやられて逆さ吊りで羞恥プレイ
バイソンの最期は冷却パイプ的なものを刺されて氷漬けという、もはや格闘でもなんでもない
チュンリーの最終的な必殺技、実写ドラゴンボールで言うカメハメ波な気功拳がしゃっぱいもやもやな上に、敵に当たっても特に派手なエフェクトはない
すでに勝負あった感がするベガ戦でチュンリーが自分の父親をそうされたように、ベガの娘の目の前でベガを殺したあげく、その場にいたナッシュに「立ち直らせてあげて」とか言っちゃう

しょうじきナッシュ役はけっこうカッコイイんで、こいつを主役に刑事アクション物として作った方が面白かったんじゃないの、っていう
どっかで見たような、しかもB級テンプレートから抜粋したようなシーンの連続じゃどうにもこうにも…
この映画がどんなもんかは、パッケージのバルログを見て察してください
画像貼ろうと思ったけど、気力も失せたんで各自amazonで調べて、画像を拡大してご確認ください

個人的評価:0点
オススメ度:ヒドイもの見たさでも手を出さないのが無難




ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー 予告

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