2009年8月16日日曜日

ナイトミュージアム (2006/米)

監督:ショーン・レヴィ
出演:ベン・スティラー / カーラ・グギーノ / ロビン・ウィリアムズ / ディック・ヴァン・ダイク / ミッキー・ルーニー / ビル・コッブス / ジェイク・チェリー / リッキー・ジャーヴェス / キム・レイヴァー / パトリック・ギャラガー / ラミ・マレック / スティーヴ・クーガン / オーウェン・ウィルソン / ミズオ・ペック / ポール・ラッド / アン・メイラ


どんな仕事も途中で投げ出してしまうラリー
職安にも見捨てられる寸前、最後の望みをかけて自然博物館の仕事を引き受ける

ベン・スティラーって「ズーランダー」以外はどうも好きじゃなかったけど、この映画はいいですね
良い意味での普通に面白い作品
博物館の展示品たちが夜になると動き出すってすじは見る人はたいてい知ってると思いますが、「さて、まずは何が動くのかな?」と構えてたら序盤からメインになるかと思ってたのが動いて意表をつかれた
しかもそいつだけじゃなく、みんな怖いというより愛嬌があって、まさにファミリー向けコメディの王道

びっくり箱系の作風にしてはけっこう丁寧に作られていて、物語もわりとちゃんとしてるんで思ったほどの幼稚さはないですね
それでも斜に構えたクールを気取ったガキどもが見るものじゃないのは確か
純粋に映画が好きな人か、ファミリーか、子供たちには受けるでしょう
そもそも海外コメディってジャンルじたいが日本の標準的な人たちには受けづらいから仕方ない

登場キャラについて知識を持ってれば楽しいと思いますが、そうでなくてもストーリーを追ううちにどんな奴かそれとなく説明してくれるんで、気にせずに見ても大丈夫
内容的にははちゃめちゃだけど、ちゃんと「そういうことね」って感じで悪者が登場して話的に締めの部分を作ってます
そうはいっても基本はCGながらもナチュラルに動く展示物たちのあれこれを楽しめばいいじゃない、と

たださすがにご都合主義がちょっと目立つし、じゃっかん自分勝手な主人公の行動は気になりますね
数十年の間、ずっと夜になると動いてたのにここまで隠し通せるか?とか、自分の息子のご機嫌をうかがうために職場にこっそり連れてきて動く展示物を見せようとする主人公とかどうなんですかね

ベタはベタだけど、そう思ったほどイヤなベタさじゃなかった一本でした

個人的評価:70点
オススメ度:今さら言うまでもないかもですが、ご家族そろってぜひ




ナイトミュージアム 予告

0 件のコメント: