2009年1月20日火曜日

新春ターミネーター祭り その2

仕事先のおばちゃんに体にいいから、ってことで雑穀米を振る舞われたけど、どう見ても鳥の餌にしか見えませんでした
ということで、ターミネーターの歴史を振り返ろう的な安易な試みを再び
今日の作品はコレ



ターミネーターX

監督:ダニー・ドレイブン
出演:ジェイク・レオナルド / ミシェル・メルグレン / マギー・ローズ・フレック / ジェームズ・ブラック / ジョシュ・コヴィット / ブリンク・スティーヴンス / アリアーナ・オルブライト








大量殺人事件が連続している現代、映画脚本家でありながらポルノサイトを運営している主人公
そのポルノ側の仕事仲間がある日、失踪してしまった

大人の都合上、ターミネーター6~9の感想は省略させて頂きます
5からの路線変更で悪魔との戦いを描いてきたターミネーターシリーズも10作目にして再び方向転換し、リアルとネットを舞台にしたサイバーパンクものになりました

冒頭、主人公の仕事仲間のビッチがあるサイトにアクセスするとPCにつながったLANケーブルやら電源ケーブルが物理的に襲ってきて、ビッチを量子化した上でネット世界に引きずり込まれます
で、主人公がそのビッチの所にポルノ画像入りのCDを引き取りにいき、不審に思いながらも目的のものを手に入れて帰宅
さっそくCDをチェックしてるとウィルスにひっかかりPCが暴走、その場にいた彼女が犠牲になってネットに引きずり込まれることに

なんとか彼女を助けようと手がかりを探す主人公の所に車のボンネットの上にウンコ座りで乗ったコートの黒人が現れます
なんとなく素敵な香りがしてきましたね
コートの男は「俺は敵じゃない」と言いますが、敵じゃないにしろどう考えてもお近づきにはなりたくありません
普通に主人公はスルーして、その場を後にします

その後、なんの脈絡もなく機械仕掛けのダンゴムシに主人公が襲われていると、再び車のボンネットの上にウンコ座りのコートの男が…そのポリシー素敵です
なんとなく今度はコートの男について行くと、そこはなんの前置きもなくすべての元凶の本拠地でした
その元凶、プロバイダを運営する会社に乗り込み、裸に変な機械をつけたサイバーな敵から、人間をデータ化してディスクに保存していると言われる一行
さらに敵は「これで全てわかっただろう」と言いますが、なにを分かれというんでしょうか
ボクの理解力が足りないのでしょうか

なんだかんだで機械仕掛けのダンゴムシに傷を負わされて気を失った主人公、次に目覚めるとコートの男が運転する車の中でした
もちろん敵のプロバイダがどうなったとか一切わからない投げっぱなしっぷり
そしてコートの男が言うには始まりの地に向かっているという

始まりの地、っていうか何もない荒野のど真ん中についた二人
そこでようやくコートの男はことの真相を語ります
ようするに、現実社会では弱者だがネットでは強いネット弁慶たちの負の力が集まってホラーヴィジョンという一つのサイトが生まれた
そのサイトにアクセスすると発狂して大量殺人を犯すか、ネットに引きずり込まれる
だが選ばれた人間、主人公やコートの男は大丈夫なんだって

そんな映画的な設定を聞いてると、主人公の衛星通信対応の腕時計から上のパッケージ写真のロボが出現
二人は腕時計を壊してネットと隔絶すればロボを倒せるとがんばり、なんとか破壊に成功するもコートの男が負傷してしまう
結局、コートの男は主人公に自分のような敵の影響を受けない仲間を探せ、とリストの書かれたメモを残してご臨終
主人公はそのメモをたよりに歩き始める&スタッフロール

いいエンディングだった

というか、前回と今回の作品を見ただけで潜在能力超必殺技が使えるんじゃないかと思うくらい疲弊してるのはなぜでしょうか
皆様もクソ映画はほどほどに

個人的評価:10点
オススメ度:違う視点から見りゃいいってもんじゃない




ターミネーターX 予告

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