2009年1月29日木曜日

地球最後の男たち

監督:デヴィッド・ブルックナー / ダン・ブッシュ / ジェイコブ・ジェントリー
出演:AJ・ボーウェン / アネッサ・ラムジー / ジャスティン・ウェルボーン / スコット・ポイスレス / サー・ナグージャー / スーハイラ・エル・アッター / シェリー・クリスチャン / マット・スタントン / リンゼイ・ギャレット / チャド・マックナイト


大晦日を迎えようとしていたテルミナスの街で、突如としてテレビや電話から異様な映像、音が流れるようになった
そして、同時に街では人々が狂気におちていく

一言でいえば、やっばいの見ちゃったなあ、と
人々が突然、気が狂ったように他の人を殺しまくる
で、結果として正常な人は自衛のために武器を取り、身を守るために襲ってくる人たちに挑む
すると、そこには殺し殺される狂気こそ正気なバイオレンス空間のできあがり、と

ナイフで刺す、バットで殴る、銃で撃つなんて普通すぎる
刈り込みハサミで喉をかき切る、頭をタンクで叩きつぶす、殺虫剤でじわじわと、スコップでクビちょんぱ、空気入れを首に突き刺す&ポンプ…とにかく殺って殺って殺りまくり
ぶっちゃけ、ただそれだけの映画

だけど、これなんか急に作風が変わるな、と思ったら三人の監督がそれぞれ序盤、中盤、終盤と別れて撮ってたのね
スリラーな感じで進んでたのに、急にコメディタッチになったり、なんか現実と虚構が入り乱れる観念的な感じになったり…
個人的には中盤のコメディパートが大好物でしたね

ただ終盤の展開はちょっといただけない
展開的にそれほど驚きはなく、はっきりいってよく分からない
B級なんて途中が面白ければそれでいいんだよ、と割り切ってみれば…いや、でもなあ
終わり方で損をしてるもったいない作品でしたね

謎な部分が解明されないのはご愛敬として、オチが弱いかな
それこそ宇宙人のせいにしてもいいんだよ、許すよ
でもまあ、おおかたは楽しめましたね

個人的評価:70点
オススメ度:血がダメな人は気分わるくなるでしょう




地球最後の男たち 予告

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