2009年1月26日月曜日

ハプニング

監督:M・ナイト・シャマラン
出演:マーク・ウォールバーグ / ズーイー・デシャネル / ジョン・レグイザモ / アシュリー・サンチェス / スペンサー・ブレスリン / ベティ・バックリー / ヴィクトリア・クラーク / フランク・コリソン / ロバート・ベイリーJr. / ジェレミー・ストロング / アラン・ラック / M・ナイト・シャマラン / アリソン・フォーランド / クリステン・コノリー


ニューヨークで吸引すると自傷行動におちいる有毒ガスが発生した
主人公の教師は妻と友人と共に避難するが、じょじょに汚染地域は拡大していくのだった

数年おきに作られる、よくある感染拡大ものですね
しかし、その規模の小さいことこのうえないですが
ラストまで見れば小さくもないんだけど、映画として語られてる部分はチープ

最初の時点でけっこうヤバイ状況なのに、あんまりパニックにならない民衆に疑問を思ったんですが、その後もパニックものによくあるピリピリとした空気感が最後まで感じられませんでした
でも何が起きてるんだ的な緊張感はけっこう持続するんで、見ていて飽きはしませんでしたね

しょうじきB級映画に慣れてるんで、この作品見ても「まあ、こんなもんだろうね」と思うけど、普通の映画ファンにとっては「なにこのクソB級映画…」となるかもしれません
分かりやすく言えば、ちょっとできのいいアルバトロス作品
アルバトロスならしょうがないと思えるけど、真剣に作ってこれはちょっと微妙なんじゃねえのって感じで

設定はいいんですがねえ、もっと最初からスケールを大きくして真相を二転三転させればよかったんじゃないかと個人的に思います
シーン的にもパニックにおちいった人間の狂気を描きたいのか、見えない相手の猛威を描きたいのか、事態の真相を推理させたいのか、視点が定まってない印象
ありていにいえば微妙な映画でしたね

ガマンせずに最後にエイリアンなり地底人なりだしておけば大喜びだったのに

個人的評価:60点
オススメ度:つまらなくはないけど、記憶には残らない




ハプニング 予告

0 件のコメント: