2009年1月18日日曜日

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

監督:ウェス・アンダーソン
出演:ジーン・ハックマン / アンジェリカ・ヒューストン / グウィネス・パルトロウ / ベン・スティラー / ルーク・ウィルソン / オーウェン・ウィルソン / ダニー・グローヴァー / ビル・マーレイ / ウェス・アンダーソン / アレック・ボールドウィン


事業家、プロテニスプレイヤー、劇作家、幼くして成功をおさめた三人のテネンバウム家の子供たちも、年月が経ち過去の栄光としておちぶれる
そして、それぞれ成長し再びテネンバウム家にそろって戻った時、姿を消していたトラブルメイカーの父親がひょっこり現れるのだった

決して大笑いできず、決して大泣きできず、とても素直に感動できない
だけど不思議と面白い、そんな映画でしたね
「笑いたいだろ?笑いたいだろ?だが笑わせない」と、いいトコでいきなりシーンが切り替わる
逆に泣かせシーンも同じ

まあ、ぶっちゃけ中途半端で微妙っちゃあ微妙だけど、ゆったりと見れて苛つくことはないですね
それぞれのキャラクターのエピソードをとにかく軽くトントンと切り替えながら描くので、まったく飽きがこない
なにより、こういうキャラ祭り的な映画で重要な魅力的な脇役たちに主役であるテネンバウムおじいちゃんが…というかジーン・ハックマンが埋もれてないのがいい
わがままで身勝手で嘘つきで子供っぽい、けど憎めないんですよね

ロイヤルさんみたいな、こんな父親っていいよね
見てる分には
ぜったいホントの父親がこんなだったらいやだけどね!

狙って傑作になりきれなかった佳作、そんな印象の一本でした

個人的評価:70点
オススメ度:肩の力を抜いて見るのに最適




ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 予告

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