2009年1月1日木曜日

天使のくれた時間

監督:ブレット・ラトナー
出演:ニコラス・ケイジ / ティア・レオーニ / ドン・チードル / マッケンジー・ヴェガ / ジェレミー・ピーブン / ソウル・ルビネック / ジョセフ・ソマー / ジェイク・ミルコビッチ / ライアン・ミルコビッチ / リサ・ソーンヒル / ハーヴ・プレスネル / メアリー・ベス・ハート / アンバー・ヴァレッタ / フランシーヌ・ヨーク


恋人より仕事を選んで事業で成功し13年後
あるクリスマスの朝、目が覚めると恋人と一緒になる人生を歩んでいた別の世界になっていた

独り身で新年を過ごすおっさんに相応しく、家族愛をテーマにしたクリスマス映画から2009年は始まりました
社会的な成功者である主人公が13年前に恋人のもとにいる選択をしたif人生に導かれるんだけど、これって「素晴らしき哉、人生」に近い…っていうかオマージュ作品なんですかね
まあ、「素晴らしき~」とは逆のパターンで、愛情的な幸福をif人生で体験していくんだけど

とりあえず内容的には驚きも特にないし、先も読めるんで若干退屈だけど安心して見れますね
心がすさんでる自分でもちょっとは暖かい気持ちにさせられます
まあ、でもセリフから展開からどっかで見たようなシーンのつぎはぎな気もしなくはないんで、いいシーンだなあ、と思っても感動まではいかないレベル

なにより、どうも個人的にダメなのは主人公の振る舞い、行動が自分勝手すぎる
ifの人生で戸惑って、結果的に自分勝手になってしまうのは許せるけど、ラストはありえない
会社より元恋人を選ぶ…主人公的にはハッピーエンドでしょうね
でも、彼に使われていた会社の人たち、その家族のこととか考えてないだろ
特に平時ならともかく、会社が危機的状況なんだからさあ…

そんなわけで、新年早々、ラストまでは心穏やかに見てられたけど、最後で嫌な気分を味わいました

個人的評価:20点
オススメ度:自分だけ気持ちよければいい人向け




天使のくれた時間 予告

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