2009年1月12日月曜日

ネコナデ

監督:大森美香
脚本:大杉漣 / 青山倫子 / 黒川芽似 / 入山法子 / 立花彩野 / 海東健 / もたいまさこ / 螢雪次朗 / 原日出子 / 鶴見辰吾


冷酷なまでにリストラを行う人事課の鬼部長、鬼塚
そんな鬼部長が新人研修を取り仕切る中、一匹の子猫と出会う

画面いっぱいにあふれる猫、愛くるしくかわいい猫、そんな猫映画じゃねえから、これ
こってこてのサラリーマン人情ものですね
そこにうまく猫を絡ませてある感じで

ぶっちゃけ知らずに見た世の小さな坊ちゃん嬢ちゃんたちの顔をおがんでみたいですね
いきなりリストラシーンから始まるしね
でも出てくる猫はカワイイよ、うん
トラとヒラマヤン、その他のちょい役の子猫しか出てこないけどな!

内容的には鬼部長が子猫を拾って人が変わっていく…話でもないですねこれが
最終的には部長の奥さんいい人だ、部長の直属の部下もいい人だ、そして部長もいい人だ
分かる、分かるよ、おっちゃんには痛いほど分かるよ登場人物達の心境ってやつがよお
大人のおとぎ話って言えばそれまでですが、おっさんが夢を見てもいいじゃない
フィクションを見てる時くらいいい気持ちにさせてよ…

冷静に考えれば、この結末のあとにはしんどいことが待ってるだろうけど、そんなことはこの際いいじゃない
そうだよ、人は生きてればなんとかなるさ…と信じたい

個人的評価:70点
オススメ度:おっさん向け




ネコナデ 予告

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