1月はわりと本数みましたが、もう迷うことなく今月は「海を飛ぶ夢」、これしかないでしょう
なんとなく死をテーマにした映画を最近けっこう見てる気がしますが、潜在的に死期が近づいてるのを感じて…いや、なんでもない
まあ、とりあえずこの「海を飛ぶ夢」は自殺ドキュメンタリーとしての「ブリッジ」よりも衝撃的で、リアルを感じられるけど映画としても楽しめる、と
ゆるぎない死の決意の前に安易な生への説得がどれだけ侮辱的なのか
この主人公にとって「それでも生きろよ」という言葉は、生きたいと願ってる人に死ねと言ってるに等しいんですね
寝たきりになって死を願う身でありながら、それでも色々な「世の中の現実」というやつが良くも悪くもまとわりつく感覚…
人生ってのは最後の最後までままならないもんだなあ、と
この映画、今考えると尊厳死うんぬんより「このおっさんの人生」を見る作品だったのかもしれません
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